住宅ローンアドバイザーという立場からすると
やはり一番オススメしなくてはならない住宅ローン商品は
全期間固定だと思う。そして付け加えるならできるだけ
家計余裕度を残した上で、期間は短く。
ただし月々の返済金額を考えるとどうしても期間を長く
してしまいがちである。
更に新聞チラシ等で
月々85,000円!
家賃並みの返済でマイホームが!
なんてうたう悪質な業者も多く
なんてうたう悪質な業者も多く
それらの住宅ローンのシュミレーション条件はその紙面内に
ものすごく小さな文字で書かれています。
これらの試算は必ずと言っていいほど変動金利ものや長くても
3年固定くらいの当初の低金利時の返済額である。
返済期間は有無を言わせず35年である。
こんな数字ばかりが目に入るので一般消費者は標準的な返済期間が
35年と思いがちであるが、今の時代その考え方は少々危険である。
30歳ちょうどでマイホームを購入する人でさえ、最後の支払いを終えるのが
ぎりぎり65歳。ホント ぎりぎりである。
月々の返済額も重要だが、自分が何歳で返済を終えるのかを十分に考慮して
もらいたい。
相談にくるお客様の中では、最終返済が70歳になってしまう人なんかもいる。
そういう方には遺産相続や何かで高齢になる前にお金が入る予定があるのか
聞いてみたくなる。また数百万単位の繰上げ返済(もちろん期間短縮型)
を予定しているなら問題ないが・・・
明日から何日かに渡って、返済期間による返済額の変化等について試算を
公開していきたいと思います。
それでは。